システムの安全性が最も重要
スプレッドの低さなどを売りにして大掛かりな広告を打ち顧客獲得を努めている業者がたくさんありますが、FX業者を選ぶにあたって最も重要なのはシステムの安全性です。
例えば2015年には外為どっとコムでシステム障害が起こり一時全取引が停止になりました。
以下、当時の日経新聞の記事です。
外国為替証拠金(FX)取引大手の外為どっとコムは13日、システム障害で全取引が一時停止した。ネットワーク機器の故障が原因だった。午後1時20分ごろに障害が発生し、午後9時50分すぎに取引が正常化した。
同社の口座数は5月末で39万3584口座、預かり資産残高は1096億7100万円。取引停止中にはユーロ圏首脳会議がギリシャ支援の再開に条件付きで合意し、ユーロが対主要通貨で急上昇するなど、為替相場が大きく変動しているが、同社の利用者は取引することができなかった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF13H1D_T10C15A7EE8000/
記事によると実に8時間程度、しかも午後1時20分から午後9時50分ですので日本にいる投資家にっとはまさにコアタイムです。
万が一障害中に相場が大きく動いたら・・・
自分がポジションを持っていて、システム障害中に相場が動いた場合、
全取引が停止されているのでもちろん決済はできません。
例え、損が大幅に膨らんでいても、です。
逆に利益が出ていても、利益確定の決済ができずシステムが回復した頃には相場が元に戻り評価益も無くなっていた、なんてケースにもなるかもしれません。
取引高が多くシステム障害の実績がない会社を選択すべき
どの会社のシステムに今後障害が起きるか、ということは相場と同じくわかりませんが、少なくとも過去に障害実績がある会社は私は選びません。
取引高が多いということはそれだけシステムにかかる負担も高いはずですが、それでも安定している会社を選択する方が安全ではないかと考えています。
資本力が弱い会社も避けるべき
FXには強制ロスカットという制度があります。
詳しくはFXの基本をご覧ください。
強制ロスカットは、お客様の資金が0以下になることを防ぐ制度ですが、100%防ぐことはできずケースによっては資金がマイナスになることがあります。
そのケースとは、相場が急変した時です。
例えば、今ドル円が115.00円だったとします。
あるお客様はドル円が114.80円になると強制ロスカットをくらってしまう状況ですが、相場が急変し根がつかずに一気に114.00円までドル円が下落してしまいました。
そうなると、このお客様は114.00円で決済されてしまうので、80銭分だけマイナスになってしまうのです。
こうなると、このお客様は追加の証拠金を入金しなければいけなくなります。
ここで問題なのは、相場が急変した時というのは往々にして同じようなお客様が多いということです。
そして、その全ての人がすぐに追加の証拠金を入金してくれるとは限りません。
中には払えない人もいるでしょう。
しかし、FX業者はお金が必要です。
資本力があれば入金までの日数があっても耐えられますが、資本力が弱い会社であれば資金繰りに耐えきれず破綻に陥るケースもあります。
故に、小さすぎるFX業者はあまりオススメできません。
安全性の次にスプレッドや取引のしやすさを見るべき
お金を増やす為に行う投資で、まさかシステム障害や会社の都合でお金が無くなったら元も子もありません。
スプレッドの低さや取引のしやすさも重要ですが、まず土台になるのは”安全性”です。